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特集記事

不妊と肥満の関係④

こんにちは!

マッサージ鍼灸院*百逢の石山です(*‘∀‘)♪

湿気が多く虫たちにとっては過ごしやすいのか、最近ナメクジやダンゴムシと多く遭遇します(笑)

梅雨だから当たり前なのでしょうが、虫嫌いの私にとってはゾッとする季節の始まりでもあります(´Д`)

今回は不妊と肥満の関係の

③胚の質の低下により妊娠率の低下、流産率が高まるということについてです

まず胚とは…

 精子と卵子が結合して形成する最初の細胞(受精卵)が発育したものです

体外受精・顕微授精のときに卵子を採取(採卵)し受精させて培養します

媒精1~3日後 胚が2~8つに細胞分裂する

媒精5~6日後 さらに発育し胚盤胞となる

胚の質というのは

媒精2日目ではグレードが1~5段階に分けられていて(Veeckらの分類)

媒精5~6日では発育程度によりグレードは1~6段階に分けられます(Gardnerの分類)

体外受精を行う際、「肥満でない人群」と「肥満の人群」では胚盤胞形成率(受精卵が胚盤胞まで育つ確率)に差があることが報告されていて、「肥満でない人群」は胚盤胞形成率が高いことが分かっています

また、肥満患者さんの胚は移植後の流産率が、非肥満患者さんと比較して高いという報告もあります

これは体外受精に限らず自然妊娠の場合でも同様の事がいえます

こういった報告、今までの傾向・結果からも肥満であることと不妊の関連はあることが分かっていただけたと思います

できることから始めてみましょう!

今は無関係な事だと思う人でも、これから結婚・出産を考えている人は将来の為に知識として知っておくというのも大事なことです!!

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