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鍼灸の効果の感じ方について

当院では基本的には優しい刺激の施術方法ですが、症状や体質によっては刺激や電気治療を加えることもあります。

施術後想像していた感じと違う...と感じる人もいるかもしれませんが、人それぞれ効果のでかたが違うのも事実。

初めて鍼灸を受ける人にはどういった効果が期待できるか、またどのように身体に作用していくかを知っていただけたらと思います。

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01

好転反応とは

治療の過程において改善に向かう中で起こる、一時的に悪化した身体反応です。

東洋医学においては『瞑眩(めんげん)』とも言われます。

身体の持つ「自然治癒力」を活性化させ痛みや不調を改善するのが鍼灸ですので、施術後に好転反応が起こりやすいと考えられます。

この好転反応には個人差がありその人の体質にも関係しています。

初めて鍼灸を受ける人に好転反応が起こりやすい傾向はありますが、施術の回数を重ねるごとにだんだんと減ってくる人がほとんどです。

02

どんな好転反応があるのか

♦眠気

♦だるさ

♦痛みが増す

♦下痢 

鍼灸の刺激により自律神経のバランスが整い、身体がリラックスして起こる現象です。

身体は回復しようとしていますので、少しの時間でも横になる事をおすすめします。

筋肉が緩むことによってダルイと感じる事があります。

施術後一時的に痛みが増す場合があります。

この痛みも血行が良くなり、筋肉が緩む過程で起こる現象で、長期にわたって痛みを我慢していた人に起こりやすい傾向があります。

ただ、一時的に痛みが増した後は痛みが楽になり、施術前に比べると痛みが軽減するということがほとんどです。

 

鍼灸の刺激により排泄機能が活発になり下痢になる・生理時の出血量が多かったという人もいらっしゃいます。

東洋医学では体が悪い物を出す反応と捉えますので、驚かれるかもしれませんがデットクス効果の良い反応ですので慌てず様子を見てください。

※代表的な好転反応は上記のようなものがあります。​

好転反応が起こる起こらないは体質や個人差が大きいため、

施術後は2日ほど様子を見てくだい。

いつの間にか気になっていた症状が緩和して気にならなくなっていたという人も少なくありません。

それでも何か気になる方は遠慮なくご連絡くだい。

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03

鍼灸施術後の過ごし方

鍼灸を受けた当日は水分を多くとってください。

水分をとることで体の中が潤うので鍼灸の効果が高まりやすくなるとともに、発熱やめまい・だるさといった好転反応も和らぎます。

そして施術を受けたその日は十分な睡眠をとってくだい。

睡眠時に身体がリセットされることで翌朝以降に鍼灸の効果が出やすくなります。

また好転反応もおさまりやすくなるでしょう。

施術を受けた日は身体に負担のかかる

飲酒・長風呂・激しい運動

はできるだけ避けましょう。

鍼灸の効果が半減したり、好転反応が強くなる場合があります。

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